科学・技術

”ボードを貼る”がいかに難しいか、ロボットが教えてくれる
30秒の短い動画の中で、
”ボードを貼る” 作業をロボットが行なっています。
人間にとってはさほど難しくありませんが、
ロボットにこの労働をさせる事は大変なのだそうです。
ロボット関連のニュースのおもしろさは、
ロボット開発の過程を知る事で、人間の秘密に迫れるのではないか?
と感じるところです。
さて、この ”石膏ボードを貼る” 作業のために、
どのような機能が搭載される必要があったのでしょうか?
記事はこちらから↓
https://japanese.engadget.com/2018/10/02/hrp-5p/
記事によれば、このロボットに搭載されている機能は、
『環境計測・物体認識技術、全身動作計画・制御技術、タスク記述、実行管理技術、空間の3D認識、情報の蓄積と更新・・・』
といった目も眩むような「ロボット知能」や「複合センサー」だそうです。
私たちが意識せずに行う動作(作業)の中に、どれだけ複雑なメカニズムがあるのか、実感できます。
私たちの「動きの仕組み」が、そのままロボットに搭載されていると考えると、分野を超えて、ヒトのカラダの謎が明らかになっていくようで、ロボット開発のニュースから目が離せませんね。
*産総研…国立研究開発法人産業技術総合研究所の略。
HPは https://www.aist.go.jp/
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