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文化・エンタメ

○初春の風物詩・カーニヴァルで仮面をつけるのはなぜ?○

3月3日は「ひな祭り」ですが、アルゼンチンやスペインなど、カトリックを国教とする国々では、「カーニヴァル」と呼ばれるお祭りがひらかれます。


カーニヴァルには、復活祭の前に潔斎(けっさい)をするための節制が義務付けられていたため、節制期間に入る前にお祭り騒ぎをするという意味があります。

また、世界的な有名なヴェネツィアのカーニヴァルでは、きらびやかな衣装と仮面を身につける風習があります。世界各地の古代の遺跡からも様々な仮面が発見されているように、仮面の歴史は非常に古いといわれています。

そもそも、なぜ、仮面をつけるのでしょうか


文化によって様々な仮面がありますが、たった1つ共通点があります。


それは、「仮面をつけた人のアイデンティティを喪失させる」という事です。


古代ギリシアでは、仮面をつけて祝う酒の神のお祭りを行う時は、社会階級でさえも存在せず、奴隷が貴族に、貴族が下層階級に仮装したのだそうです。


こうした流れは、交易で栄えたヴェネツィア共和国にも受け継がれました。いったん仮面をつければ、どんな規則をも破ることができたのです。共和国元首を嘲笑する事さえ、可能であったのだとか。


また、カーニヴァルは、キリスト教会から見ると「異教的」なお祭りであったために、法王庁はこのイベントを禁止したこともあったそうです。

それでも、民衆は節制期間(四旬節)前に大騒ぎをしなくては始まりません。

そこで、参加者の顔が見えないように仮面をつけ始めたという説もあります。

ちょっとミステリアスで不思議な雰囲気のこの仮面、異国情緒を感じさせるのか、多くのアジア人観光客がお土産として購入するそうです。

カーニヴァルと復活祭は、中国のお正月のように毎年日が変わり、2019年のカーニヴァルは3月3日。各地でかわいい変装をした姿を見ることができます。

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